通常、葬儀業界では、
式場を借りて通夜、葬儀をしない
火葬のみのことを「直葬」と言うことが多いのですが、
イオンでは無宗教葬を「直葬プラン」、
納棺、僧侶の読経、焼香など宗教的な儀式ができるプランを「火葬式」としています。
(最安の「シンプル火葬式」は期間限定、限定特約店のみ対応なので考慮の対象から外しました)
イオンライフの火葬式の位置づけ
イオンライフの火葬のみのプラン、「直葬プラン」と「火葬式」には、
以下のような違いがあります。
また期間限定の「シンプル火葬プラン」というものもあります。
ご参考までに
「火葬式」は期間限定の「シンプル火葬プラン」葬儀社限定の「直葬プラン」を除けば、イオンライフの中で最低価格のプランとなります。もちろん火葬のみで通夜、葬儀・告別式はありません。
プラン名 | 税別価格 | 税込価格 | プランの特徴 | |
---|---|---|---|---|
火葬のみ | シンプル火葬プラン | 90,000円 | 99,000円 | ・2021年7月30日まで ・限定特約店のみ対応 |
直葬プラン (無宗教葬) |
134,000円 | 147,400円 | 対応できる葬儀社が限定される | |
火葬式 | 185,000円 | 203,500円 | 宗教儀式ができる(無宗教葬も可) | |
一日葬 | 325,000円 | 357,500円 | 通夜なし | |
家族葬 | 460,000円 | 506,000円 | 通夜あり・小規模 | |
一般葬 | 655,000円 | 720,500円 | 通夜あり・大人数に対応 |
「火葬式」で無宗教であるのなら、「直葬プラン」の方がお得ということになりますが、なにぶん、葬儀社限定とのことなので、いつでもどこでも頼めるということではないようです。
イオンライフの火葬式 特徴と注意点
11,000円上乗せの「セレクト」がある
税込203,500円の火葬式スタンダードプランに11,000円プラスすると、
- 「お別れ花」の追加
または、 - 「お礼の手紙」20枚を作製できる
ということです。
お別れ花を追加した方がよいのか?
「お別れ花」というのは、火葬する前に棺の蓋を開け、会葬者が手に取り故人の身体の上に飾り、並べるための花のことを言います。
花の種類や量は、実際に担当する葬儀社、生花業者によると思いますが、案内のパンフレットに「お別れ花」や「供花」「花束」等の画像、料金を明示している葬儀社もあります。
「故人の身体全体を花で埋め尽くすよう飾ってあげたい」とお考えになるのなら「セレクト」を選ぶことも良いのではないでしょうか。
お礼の手紙
「お礼の手紙」とは一般的に言う会葬礼状のことをやわらかく表現したものでしょう。
通常、直葬や火葬式では礼状を印刷しないことが普通です。それでも、担当者に依頼すれば、お清めの塩の小包パックや、無記名の礼状(業界では喪主礼状という)を数十枚くらいなら、無料で用意してくれるはずです。
しかし「どうしても氏名、住所、日付、オリジナルの文言などが入った礼状をつくりたい」という方は、セレクトで礼状を制作する価値はあると思います。
火葬料金は含まれていない
いずれにしろ、プランに提示された料金だけでは全てをまかなうことはできません。
プランのセット料金に+火葬料と+休憩室の費用などを加算しないと総額はわからないということを認識しておいてください。
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