イオンのお葬式 「一日葬」

イオンライフの一日葬 ネット系 葬儀仲介業者

通夜の儀をしない「一日葬」

イオンのお葬式には、グレード、客単価アップのための「セレクト4」と「セレクト6」というオプションメニューがあります。
本当に必要なのか、お得なのか考えてみましょう。

「一日葬」の特徴・注意点

「一日葬」を菩提寺(家のお墓のある寺)が許可しないことがあります。トラブルになることもあるので確認したほうがよいでしょう。

プラン名 税別価格 税込価格 プランの特徴
火葬のみ シンプル火葬プラン 90,000円 99,000円 ・2021年7月30日まで
・限定特約店のみ対応
直葬プラン
(無宗教葬)
134,000円 147,400円 対応できる葬儀社が限定される
火葬式 185,000円 203,500円 宗教儀式ができる(無宗教葬も可)
一日葬 325,000円 357,500円 通夜なし
家族葬 460,000円 506,000円 通夜あり・小規模
一般葬 655,000円 720,500円 通夜あり・大人数に対応

葬儀にお金をかけたくない、参列者が少ない、親族に参列するために負担をかけたくない、ということなら「家族葬」よりも「一日葬」の方が良いと思います。

「通夜」を行わないと言っても、病院で亡くなった後、故人を自宅に安置したら、その夜が通夜ということになるわけですし……。

プランの料金が葬儀の総額ではありません。火葬料や休憩所・待合室の料金が含まれていません。

もちろん寺院への布施(宗教者への謝礼)も別途必要になるので注意してください。

プランの料金には火葬料金、休憩所・待合室の料金、僧侶への布施(宗教者への謝礼)、飲食の費用等が含まれていません。

葬儀の総額ではないことに注意してください。

イオンのオプションメニュー、「セレクト4」「セレクト6」

ただし、葬儀社の原価、コスト、利益については、

■葬儀式場、遺体保管庫、寝台車・霊柩車、バス……など、自社の建物、設備、スタッフを所有している大手の葬儀社、互助会は、自前でまかなうことができるので外注費用がかかりません。
むしろホールや車両、スタッフをあそばせているよりも、件数を増やし稼働率を上げた方が都合が良いのです。

◆しかし自社の建物、設備、スタッフを抱えていない中小、零細な葬儀社は、貸し式場、遺体保冷庫は借りる、寝台車・霊柩車、バスは専門業者に外注、そしてスタッフまでも派遣会社に依頼しなくてはなりません。

設備投資などには目をつぶり、とても単純に比較してしまえば、自前でまかなっている葬儀社よりも、外注しなければならない業者は利益が少ないということになります。

どちらがより質が高い、レベルが高いというわけではありませんが、紹介された葬儀社が大手の場合はは「ありもの」、あらかじめ所有している設備を使っているだけだということは知っておいた方が良いでしょう。

ただし、葬儀社の原価、コスト、利益については、

■葬儀式場、遺体保管庫、寝台車・霊柩車、バス……など、自社の建物、設備、スタッフを所有している大手の葬儀社、互助会は、自前でまかなうことができるので外注費用がかかりません。
むしろホールや車両、スタッフをあそばせているよりも、件数を増やし稼働率を上げた方が都合が良いのです。

◆しかし自社の建物、設備、スタッフを抱えていない中小、零細な葬儀社は、貸し式場、遺体保冷庫は借りる、寝台車・霊柩車、バスは専門業者に外注、そしてスタッフまでも派遣会社に依頼しなくてはなりません。

設備投資などには目をつぶり、とても単純に比較してしまえば、自前でまかなっている葬儀社よりも、外注しなければならない業者は利益が少ないということになります。

どちらがより質が高い、レベルが高いというわけではありませんが、紹介された葬儀社が大手の場合はは「ありもの」、あらかじめ所有している設備を使っているだけだということは知っておいた方が良いでしょう。

スタンダードプラン

357,500円(税込)

セレクト4

506,000円(税込)
スタンダードプランとの
差額+148,500円(税込)

セレクト6

638,000円(税込)
スタンダードプランとの
差額+280,500円(税込)
セレクト4との
差額+132,000円(税込)

祭壇の違い 生花がボリュームアップ

祭壇
スタンダードプラン
祭壇vol up
セレクト4
祭壇more vol up
セレクト6

収骨容器が柄入りになる

骨壷 白
スタンダードプラン
骨壷 柄入り
セレクト4
骨壷 柄入り
セレクト6

他の地方はどうなのか知りませんが、東京ではいわゆる「白上がり」の生花や骨容器、そして看板、什器などもシンプルなものが好まれるように思います。

骨容器をグレードアップするのなら東京博善や戸田葬儀所、多磨葬祭場の場合、大理石が高級感、重量感も強度があって良いと思います。(お好みに合えば)

カラー、柄入りの棺にアップグレード

布張り棺 白
スタンダードプラン
布張り棺 柄入り
セレクト4
布張り棺 柄入り
セレクト6

通常は白無地の棺で充分だと思いますが、女性ならピンクなどのカラーを選ぶことも良いと思います。

葬儀社によっては棺の上から覆い・カバーをかけたり、花を乗せてくれることもあるので、その場合は棺の柄はほとんど見えなくなります。

式場の大きさ・構造、祭壇、生花の量・並べ方によっても棺が良く見えたり、隠れて見えなかったり、いろいろです。実際に借りる式場がどこかによって様子は変わります。

供花が一対着く

アレンジ供花
スタンダードプラン
供花一対
セレクト4
供花一対
セレクト6

セレクト4とセレクト6は供花が一対、追加されるようです。他の地方のことはよくわかりませんが、東京近郊では「喪主」の札をつけた花を左右のトップに配置することが多いです。
しかし、昨今は家族葬が増え、供花の数も少ないので、生花、花の名札の並べ方も「慣習」「しきたり」にとらわれることが減ってきています。

専門業者による、着せ替え、メイク 「セレクト6」は湯灌も

なし
スタンダードプラン
納棺師
セレクト4
湯灌
セレクト6

通常は葬儀社の社員・スタッフが納棺をしますが、より丁寧に美しく整えるため別途料金で専門業者に依頼することもできます。

セレクト6は湯灌(実際に湯船に入れて身体を洗う)も選べるようですが、場所の条件によっては不可能な場合もあるでしょう。

しかし、湯灌は単体で依頼したら10万円ほど請求されることもあるので、お願いした方がお得ではあります。

送迎者車両が使える

なし
スタンダードプラン
なし
セレクト4
送迎車両
セレクト6

人数が多ければバスを検討することもあるでしょう。
たとえば「横浜の火葬場では何日も待たされる」といった場合に、東京の民間の火葬場を日数短縮のために使うということもあります。そのような場合は遠距離となるので均一のセット料金ならばにお得に感じるでしょう。

セット料金でお願いするか、バスを単体でチャーターするかは火葬場までの距離によると思います。

セレクト6は「メモリアルコーナー」を設けることができる

なし
スタンダードプラン
なし
セレクト4
メモリアルコーナー
セレクト6

セレクト6は「メモリアルコーナー」を設置できるとのことです。こう言っては何ですが、メモリアルコーナーためにコストはほとんどかかりません。スタッフの手間だけです。生花を並べて飾ったとしたらそれに原価はかかりますが。

また、葬儀社の式場によっては、あらかじめメモリアルコーナーが設けられてしまっている(常設)所もあるので、これはあまり特典にはならないのではないかと思います。

ちなみに故人のゆかりの品物は、棺の上や側に並べて置いておくこともできます。スタッフに相談してください。

これを得だと思えるか否か? 「セレクト4・6」の内容

  セレクト4 セレクト6
スタンダードプラントの価格差 +148,500円(税込) +280,500円(税込)
祭壇 生花のボリュームアップ 生花をさらにボリュームアップ
①骨容器 色付き・柄入り
②棺 布張り、白の棺 布張り、色付き・柄入り
③生花 供花一対「喪主」「その他」 供花一対「喪主」「その他」
④着せ替え、メイク、湯灌 着せ替え 着せ替え/または湯灌
⑤送迎車両 タクシー2台まで/または、24人乗りバス1台
⑥メモリアルコーナー 故人ゆかりの思い出の品展示

プランの料金には火葬料金、休憩所・待合室の料金、僧侶への布施(宗教者への謝礼)、飲食の費用等が含まれていません。

葬儀の総額ではないことに注意してください。

内容が差額に見合うかどうか?単体でオーダーした方が得か?は、皆様、それぞれに条件が違うのでよく考えて比較衡量してください。

自社で遺体の保管室や式場、それに寝台車、霊柩車を所有している場合は外注費がかかりません、むしろ仕事が入ってくれば稼働率が上がるので歓迎でしょう。

しかし、持っていない業者は遺体の保管、寝台車、霊柩車も借りる、外注しなければなりません。
その場合は葬儀社の負担する金額が大きくなるのでセットプランはお得だと言えなくもありません。

実際に担当する葬儀社がすべての設備を完備した大手の葬儀社か、家族経営の零細な葬儀社かで外注費用が変わってきます。

どこの葬儀社を紹介されるのか?事前に‘あたり’をつけられたら、それに越したことはありません。

セットプラン料金だけでは納まらない

セットプランには

  • 火葬料金(東京では無料~28万円まで)
  • 火葬場での待合室使用料、飲食代(数万円程度の見込み)
  • 返礼品(使用分の金額)
  • 料理、酒(人数分)
  • 僧侶への布施(数万~数十、数百万) などなど

が含まれていません。

葬儀費用の総額は実際に具体的な内容が決定しなければわからないのですが、事前にリサーチしておくことは大切です。そのためにこのブログもあります。

長くなるので、別途費用、追加料金については他のページにまとめます。ご覧ください。




東京の火葬料金については以下の記事を参考にしてください↓

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