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フォーク、ニューミュージック世代の終活

1960年代から80年代にかけてフォークソングやニューミュージックを聴いていた世代も、親や自身の終活を考える年齢となりました。

矢沢永吉さんや、吉田拓郎さんや松任谷由美さんなどを聴いて育った人たちが、おじいちゃん、おばあちゃんとなったのです。

演歌や民謡、歌謡曲を聴いていた上の世代と、ロックやフォーク、その発展した形のニューミュージックやJポップを聴きながら育った世代は、やはり価値観や考え方も変わってきていると思います。

「みんなと同じ」「人並に」から「自分らしく」へ

私は30年ほど葬儀業界の片隅で生活の糧を得てきましたが「入ったばかりの頃に比べるとずいぶんと様変わりしたな……」と思います。そして、コロナ渦に巻き込まれ、さらにその変化に加速がついているということも感じています。

昭和の頃の葬儀と言えば「世間並み」「人並に」という感覚が強く「このくらいの規模、内容の葬儀をしなければ恥ずかしい、みっともない……」と、世間体、見栄や体裁を考えることも多かったと思います。

しかし、平成を迎えた頃からでしょうか「みんなと同じ」から「自分らしく」「親族だけで」「好きなように」「自由に」という方々が増えてきました。

流行りの歌が、歌謡曲、演歌、浪曲からフォークソングやニューミュージックに変わっていったように、世の中の価値観、葬儀のカタチも変わっていきます。

50年前おじいちゃん、おばあちゃんと、現在のシニア世代はずいぶんと違っています。
5年後、10年後はどのようになっているのでしょうか?
そして、いつまでも変わらないものとは何でしょうか?

このサイトではでは昨今の世情を踏まえ、葬儀とその周辺にまつわることを考えてみようと思います。

私について

およそ三十数余年に渡り、葬儀業界の片隅に身を置いてきました。首都圏、主に東京都、埼玉県、神奈川県にて、さまざまな葬儀の施行現場に携わってきました。書きたいことが書けなくなりそうな気がするので本名は伏せておきますが、五十歳代の男性、東京都区内に在住しています。

お葬式についていろいろな情報を伝えるサイトが存在しますが、私は自分が生まれ育ち、暮らしてきた東京を中心に、葬儀の昔といま、そしてこれからを取り上げていきます。

皆様のお役に立てれば幸いです。

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